
新型コロナウイルスのワクチンってまだ作れないのかな?

なんか作られてテストしているみたいだよ!
こんにちは、こうです。
新型コロナウイルスのニュースが日に日に大きくなっています。都内ではスーパーのトイレットペーパーがなくなってしまったそう。心配ですね。
ワクチンの開発はどうなっているんでしょう。ニュースサイト Timeの記事 でワクチンが試験的に作られ、トライアルがスタートしたことがプレスリリースされました。詳しくみてみましょう。
Moderna Therapeuticsによって試験的にワクチンが開発
マサチューセッツ州ケンブリッジに本拠を置くバイオテクノロジー企業であるModerna Therapeuticsは、COVID-19ワクチンの最初のバッチを出荷しました。
1月中旬に中国の研究者によって、COVID_19(SARS-CoV-2)ウイルスの遺伝子配列が発表され、わずか42日で開発されました。
このワクチンはメリーランド州ベセスダにある国立衛生研究所(NIH)の一部である国立アレルギー感染症研究所(NIAID)に送られました。
レムデシビル
NIHの科学者は、レムデシビル(エボラウイルスのために開発された)と呼ばれる抗ウイルス薬のテストも、SARS-CoV-2に感染した患者へ投与を開始しました。
この試験は、COVID-19治療薬の最初の試験であり、ネブラスカ大学医療センターのチームが主導します。
この研究にボランティアとして参加した患者は、ダイアモンドプリンセス号に乗って病気の陽性を確認した後に米国に連れ戻された乗客です。
入院している他の人も研究の一部になります。
レムデシビルを使った動物実験
レムデシビルは、コロナウイルスに感染した動物の実験で有望な結果を示しました。
1つは重症急性呼吸器症候群(SARS)に、もう1つは中東呼吸器症候群(MERS)にかかった動物です。
ボランティアは無作為に薬剤またはプラセボのいずれかを10日間静脈内投与するように割り当てられます。
2日ごとに血液検査と鼻と喉のスワブを取り、体内のウイルス量を追跡します。
たとえ薬物がSARS-CoV-2の血中濃度の成長を抑えるのにある程度の効果を示したとしても、感染の広がりを抑えるのに役立つ可能性があります。
Modernaのワクチン開発方法
ModernaのCOVID-19に対するワクチンは、膨大な量のウイルスの増殖を必要としない比較的新しい遺伝的手法に基づいているため、記録的な速さで開発されました。
代わりに、ワクチンには、DNAからタンパク質を作る遺伝物質であるmRNAが詰め込まれています。
Modernaは、正しいコロナウイルスタンパク質をコードするmRNAをワクチンにロードし、それが体内に注入されます。
リンパ節の免疫細胞はそのmRNAを処理します。
Moderna社長のStephen Hoge博士
彼は今月のTIMEにこのように語りました。
「mRNAは本当に生物学のソフトウェア分子のようなものです。ですから、私たちのワクチンは、身体に対するソフトウェアプログラムのようなもので、免疫応答を生成できるタンパク質を生成します。」
つまり、このワクチン方法は迅速に拡大できるため、COVID-19のような新しい病気が発生して数万人に感染し始めた場合に重要な時間を節約できます。
まとめ
新型コロナウイルスに対して試験的にワクチンができました。色々とニュースをみてみると世界中で開発が進んでいることがわかります。Modernaのワクチンは現在、国立アレルギー感染症研究所でテストされているようですが、この試験が成功することをお祈りしたいです。
またゲノム医学について理解を深めたい方は、次のマンガがオススメです。よかったら、見てみてください。
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それではっ!!
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